皮膚科・形成外科
皮膚科
主な対象疾患
概要
以前ではコントロールの難しかったアトピー性皮膚炎、乾癬、慢性湿疹、多発性汗腺炎などに対して、生物学的製剤が使用できるようになり効果を上げています。
●ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬(内服)
アトピー性皮膚炎、円形脱毛症(広範囲)などに使用しています。
●ナローバンドUVB、エキシマ、イオントフォレーシスなどを有し治療を行っています。
●シミ、赤あざなどに対するレーザー治療は行っていません。
疾患、症状によっては山口大学医学部附属病院、山口県立総合医療センターへの紹介を行います。
治療実績
主な手術件数はこちらから
はじめて受診される場合、原則的に紹介状が必要です。
当院連携の皮膚科専門医として、山口市内に太田皮膚科、おざさ皮膚科クリニック、ササキクリニック、せぐち皮ふ科クリニック、とみなが皮ふ科、小郡地区にもみの木皮ふ科クリニック、やすの皮膚科、萩市に市原内科皮ふ科、わかまつ皮ふ科クリニックがりますので、まずはそちらの受診をお勧めします。(五十音順)
紹介の場合、必ず事前の受診予約をお願いします。患者さんご自身では予約をお取りできませんので、紹介いただく医療機関に予約を取るようお願いしてください。予約のない場合、長時間お待たせする場合があります。
再診は予約制です。
お薬手帳をお持ちの場合、必ずご持参ください。
当科は山口大学医学部の関連医療機関であり、医学部生が外来実習見学を行っていますので、ご協力をお願いします。
日頃より病診連携にご協力頂きありがとうございます。
患者さんをご紹介いただく場合、病診連携室を通しての事前予約をお願いします。予約のない場合、かなりの時間お待たせしたり、当日対応が困難な場合があります。
ご紹介いただいた方につきまして、治療内容、検査結果を早めにお返事するようにしております。また、安定した方、軽症の方については積極的に開業の先生方へ紹介しております。
医師紹介
高旗 博昭 皮膚科部長
日本皮膚科学会;専門医、指導医
山田 真理子 皮膚科医師
外来診察担当表
所属学会
高旗:日本皮膚科学会
山田: 〃
勉強会
形成外科
形成外科の診療について
当院では皮膚科の一部門として形成外科の専門診療を行っています。
形成外科は比較的馴染みの少ない科で、「何をしているの?」と思われる方も多いかもしれません。
ここでは形成外科での診療について紹介させていただきます。
形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって、みなさまの生活の質 “Quality of Life” の向上に貢献する、外科系の専門領域です。具体的には以下のような疾患に対応しています。(日本形成外科学会HPより)
● 新鮮外傷・新鮮熱傷
● 顔面骨骨折および顔面軟部組織損傷
鼻骨骨折、眼窩底骨折、頬骨骨折、上顎下顎骨骨折顔面神経損傷、涙道損傷、唾液腺損
● 先天異常
唇裂口蓋裂、合指症、多指症、多合趾症、頭蓋縫合早期癒合症、第一第二鰓弓症候群
先天性眼瞼下垂、小耳症、副耳、耳垂裂、耳(前)瘻孔、埋没耳、陥没乳頭、副乳、
臍突出症・臍ヘルニア
● 母斑・血管腫・良性腫瘍
色素性母斑、母斑症、脂線母斑・表皮母斑、扁平母斑、太田母斑・異所性蒙古斑、
血管腫・血管奇形、リンパ管奇形(リンパ管腫)、神経線維腫症粉瘤、ほくろ、
脂肪腫
● 悪性腫瘍およびそれに関連する再建
乳がん術後の乳房再建、頭頚部のがんに対する再建、基底細胞癌、扁平上皮癌、ボーエン病、
乳房外パジェット病、悪性黒色腫、軟部悪性腫瘍
● 瘢痕・瘢痕拘縮・肥厚性瘢痕・ケロイド
● 褥瘡・難治性潰瘍
とこずれ(褥瘡)、難治性潰瘍(糖尿病性潰瘍、放射線潰瘍など)
● その他
顔面神経麻痺、リンパ浮腫、下肢静脈瘤、加齢性眼瞼下垂、顎変形症、毛巣洞、陥入爪、
巻き爪、義眼床手術、腋臭症
以上のように形成外科が対応する疾患は多岐にわたります。
上記の疾患の中で、当院で手術可能なものに関しましては日帰り、入院含め診療を行っております。
しかし、より専門的な治療を必要とする方に関しましては、近隣の病院へご紹介させていただくこともあります。
具体的な治療方針に関しましては、一度受診の上、担当医と相談ください。
(病気によっては皮膚科で治療を行います。)
当院では皮膚科と協力し形成外科診療を行っています。
ご紹介をいただく際に、皮膚科か形成外科か分からない場合は、お問い合わせいただくか、皮膚科宛でご紹介いただけますと幸いです。
医師紹介
八木 献 皮膚科医師(非常勤)
日本形成外科学会;専門医、指導医
日本創傷外科学会;専門医
外来診察担当表
所属学会
八木:日本形成外科学会、日本創傷外科学会