その後、戦中・戦後の混乱期を乗り越え、1958年(昭和33年)に現在の名称である「綜合病院 山口赤十字病院」に改称し、2020年(令和2年)に100周年を迎えました。
大正、昭和、平成、さらには令和という時代の中で、それぞれの時代や地域社会の要請を踏まえ、第二次救急医療施設の指定、緩和ケア病棟の設置、地域周産期母子医療センターの認定、小児救急医療拠点病院の認定、山口地域夜間こども急病センター開設、災害拠点病院の指定、地域医療支援病院の承認などその時々に求めれるものに柔軟に対応しながら、山口・防府地区二次医療圏における中核病院の一つとして日々努力を続けています。
これからも、「人間のいのちと健康、尊厳を守ります」という日本赤十字社の使命を胸に、新しい時代に対応できるような病院、地域の皆様に信頼され続ける病院であるように努力を続けますので、皆様一層のお力添えをお願い申し上げます。
ここでは、これまでの当院の歩みや記念行事等を紹介するとともに、次の時代への対応の一つとして現在取り組んでいる新病棟(北病棟)の建設状況を随時情報提供していくこととします。
デザインは職員に案を募り、応募作品の中から職員による投票で
選ばれたデザイン案をもとに製作しました。
【デザインした職員のコメント】
太い線は職員同士の強くて太い絆を、大きな円は円陣を上から見た様子を表現しており、これまで築いてきた100年の歴史と、次の100年も多職種で肩を組み、協力して困難を乗り越えていこうという思いを込めています。
また、左右には月桂冠がデザインされ、100周年の特別感を演出しています。
外国の方やお年寄りの方にも配慮して、英語と日本語両方で表記し、誰が見ても分かりやすく親しんでもらえるように工夫しました。
2019年8月に開催したセミナーの様子はこちら
詳細が決まり次第お知らせいたします。
【やまクロミニのぼり旗】
100周年を記念して当院キャラクター「やまクロ」入りミニのぼり旗を作成しました。各科の外来窓口や病棟に飾っています。
【からだにやさしいおやつ「yamatamaバウム」】
山口市徳地で鶏卵を使ったお菓子を製造している出雲ファームと当院の栄養課がコラボして、「yamatamaバウム」を作りました。
パッケージは「やまクロ」と出雲ファームのキャラ「とりたま」がタッグを組んだデザインとしています。
本製品は院内売店(サビエルカンパーナ)にて販売します。
《栄養課のコメント》
地域の方に支えられ、100周年を迎えた節目の年に、感謝の気持ちと多くの方々の健康を願って作りました。グルテンフリーで砂糖70%カット、玄米粉入りの風味豊かで素朴な味になっています。玄米粉はビタミンB群とE、ミネラル、食物繊維が多く含まれ、生活習慣病の心配を抱えておられる方にもオススメの食材です。また、“からだにやさしい”おやつシリーズとして、第2弾も検討してみたいと思っています。ご期待ください。
いつものおやつを“からだにやさしい”おやつにしてみませんか??
そこで、これまでの山口赤十字病院の歴史を振り返るとともに、当院の特色ある医療、そして未来に向かってチャレンジする姿を掲載することで、山口赤十字病院の想いや存在価値を、地域社会や医療関係者、行政機関、関連事業者、そして職員に伝えることを目的とした記念誌を制作しました。