当院は来年(2020年)、創立100周年を迎えます。
日頃支えていただいている地域へ少しでも貢献したいと思い、
将来の地域の医療を支える次の世代の若者を発掘するため、
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社とタイアップして
高校生を対象にブラック・ジャックセミナーを8月4日(日)に開催しました。
当日は、山口市内や近郊の学校から33名の高校生にご参加いただきました。
《開会式》
当院の須賀副院長(内視鏡外科手術センター長)から、
参加される高校生に向けて、激励のメッセージが送られました。
《ガウン着用・手洗い実習》
まずは、ガウンを着用。感染管理認定看護師と亀岡副院長による手洗いの方法のレクチャーを受け、手袋を装着します。
《内視鏡トレーニング》
トレーニングボックスで鉗子を操作し、小さなおもちゃを移動させたり、
積み上げたりする訓練を体験しました。
《手術縫合体験》
手術用縫合器による結紮を体験。
《ナビゲーションサージェリー体験》
ナビゲーションシステムを使って、人体模型にカメラを挿入し、手術を疑似体験。
《超音波メス体験》
超音波による高速振動で、切開する装置を使って実際に鶏肉を切りました。
《自動吻合器・縫合器体験》
自動吻合器・縫合器を使って、胃(模型)を吻合・縫合。
操作の際の合言葉は「ファイヤー!!!」
《救命救急体験》
人体模型を使って人工呼吸や心臓マッサージ、AEDを体験。
《修了証授与式》
最後に、名西院長から参加者一人ひとりに修了証を授与
参加いただいた高校生からは、
「貴重な体験ができてよかった」
「医師の仕事により関心が高まった」
「勉強を頑張るモチベーションが上がった」
「医師になりたいという夢への原動力になった」など、
嬉しい感想をいただきました。
今後、このセミナーをきっかけに医療への関心を高め、
山口県で医師として活躍していただくことを祈念しています。
ご参加いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました。
ちなみに、この日の様子はテレビ局2社、新聞社2社で
取り上げていただきました。